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「存在のレベル」

たとえば、身近な人と意見が全然合わなかったり、気に入らないことをされて、物凄く苛立ったり、腹が立つ時。

 

たとえば、いつも愚痴ばかり言っていて、なんだかうっとおしい、あの人の事。

 

たとえば、そんなに優秀でもなくて、何に対してもそんなに自信もない、自分の事。

 

 

人を「言動、行為」でジャッジするのではなく、「存在のレベル」で考えてみましょう。

 

「存在のレベル」で見れば、この世の人達は みんなが貴重で、大切な人です。この人が存在してくれているだけで 誰かは幸せで、いなくなってしまうと誰かが悲しむ。

 

そこに存在してくれるだけで、素晴らしい。ありがとうって、思う。

 

 

私の親友Aちゃんは、母親を10歳で亡くしています。

 

彼女はとてもしっかりしていて、周りの人への思いやりの気持ちが強く、仕事で接客する時も、プライベートの対人関係においても、いつも相手の立場に立って考え、行動しています。

いつも明るくて、綺麗でお洒落で、夢があって、毎日頑張っていて。いつも誰かの事を想っていて。

 

そんな素敵な彼女だから、ファンがいっぱいいます:)

 

 

彼女はある時、こう言われたことがあるそうです。「Aさんはお母さんを早くに亡くして辛かった経験があるから、人の気持ちが分かるんだね。本当に素敵だね」みたいな。

 

でも、私にはこう話してくれました。

「本当の事いうと。〈人の気持ちがわかる〉とか、しっかりしてるとか、そんな事が身に付かなくたってよかった。

  本当は、お母さんがそこに居てくれたなら、それだけでよかった。ダメなお母さんだったとしても、たとえ動けなかったとしても、どんなお母さんでもいいから、ただ生きていてほしかった」と。

 

 

 

私は、今思えば 私を想ってしてくれていたはずの 母親の行為が理解できず、なんでそんな事言うの、なんでそんな事するの?理解できない、って、よく苛立ちをぶつけてしまっていた時がありました。

 

そんな想い出が頭を駆け巡り、彼女の話を聞いている時、母親がまだ元気にいきていてくれている  その事に、泣きそうなくらいの感謝を覚えました。

 

母親だけではありません、他にもいろーんな人の事、やだなって思ってました。ああいう事言う人嫌い、ああいう事する人嫌い、って。

 

でも、「存在のレベル」でみたら、感謝しか残らなくなるんです。

その人が居てくれてなかったら、確実に「今の自分」はないですよね。

嫌な人でも、誰でも。自分にとって、何かしらのいい影響があるものです。たとえ小さな小さな事でも。

 

 

昨日、久しぶりの友人達と飲んでたのですが。

外国人のパートナーがいる友人がいて、話が面白くて盛り上がっていたんですが、1人の子が「外国人の人と付き合う人の気がしれない。あなたは日本人でしょ?外国人の人ってこうだから仕事でもかなり迷惑被ってて、うんたらかんたら」と、長ーく、偏った持論を展開させているのを見て、「へー、そうなんだー、まあいいんじゃない〜」って、軽ーく流せました。笑

 

以前だったら多分、その子に対してドン引きしてたと思いますが、「価値観が違うだけ。その子は素晴らしい」って、その子の"存在"が素晴らしいと、自然に感じられるようになってました。

 

愚痴やら偏見に満ちた発言やらなんやら言ってても、その人の存在は素晴らしい。

 

これに気付けると、自分を許せる。

どんな自分でも、存在自体が素晴らしいのだと。

周りの人を許せる。存在自体が素晴らしいから。

 

人を許そう。どんなんでもいい。

その存在が素晴らしいのだから♡;)

 

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Chisato Kamiunten
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